私たちを取り巻くリズムは大きく3つに分けられます。 1. 1日の周期リズム 2. 24時間以内の短いリズム。たとえば、秒単位や90分リズムなど。 3. 24時間以上の1週間、1カ月、1年といったリズム。 これらに加齢のリズムも加わります。「歴年の定め」と呼ばれる思春期、厄年、還暦、寿命などです。このような小さなリズムの積み重ねが大きなリズムになり、互いに共振しあい、人間の生命力を生み出しているのです。 これらのリズムの乱れや狂いはからだを不調にし、病気を招くことになります。健康で長生きするには生体リズムにあった生活習慣を心がけることが大切です。 【生体リズムにあわせた生活を送るには】 朝は日の出ごろ5~6時に起きて太陽の光を目で確認し、全身に浴びる。 目が覚めたら急に動き出さず、ゆっくりウォーミングアップ。 朝食は消化のよい炭水化物中心の和食に野菜や果物を加えて、ビタミンとミネラルを摂る。