7月16日(金)に情報ネットワーク法学会主催の第1回「技術屋と法律屋の座談会」(以下、座談会)に参加しました。テーマは「岡崎市立中央図書館へのアクセスは DoS 攻撃だったか?」です。我々Code4Lib JAPANの今後の活動にも無縁ではないテーマですので、私(阪口)なりに参加して得たことをまとめたいと思います。なお、ここに書くのはあくまでも私自身が見聞して理解したことですので、その点にご注意願います。 座談会は開催案内(http://in-law.jp/bn/2010/index-20100716.html)にあるように司会(佐藤慶浩(日本HP個人情報保護対策室長))+4名のパネリスト(石井徹哉(千葉大教授)、上原哲太郎(京都大准教授)、落合洋司(弁護士)、高木浩光(産総研主任研究員))による解説・討論が中心でした。 まず、討論に入る前に各種の説明がありました。石井氏より今回適用されよ