福島第1原発1号機の原子炉建屋で水素爆発が起きた3月12日の午後4時時点での放射性ヨウ素の拡散予測。北北西方向への拡散が目立つ。1時間当たり1ベクレルの放射性物質の放出が続いたと仮定して計算。数字が小さい領域ほど放射線量が高い。同心円上の数字は原発からの距離(キロ)=文部科学省提供 政府は3日、東京電力福島第1原発の事故で、公開していなかった放射性物質の拡散状況を予測した約5000枚のシミュレーション(試算)結果についてホームページ上で公開を始めた。試算結果は、実際に各地で計測された累積放射線量の分布状況とほぼ重なる傾向にあり、政府の情報公開の遅れに対して改めて批判が出そうだ。 試算は、文部科学省が開発した「緊急時迅速放射能影響予測システム」(SPEEDI)で実施した。公開されたのは、ヨウ素など1ベクレルの放射性物質が原発から放出され続けたと仮定した場合、風向きなどを考慮してどう放射性物質
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