角田光代に関するplatina_planetのブックマーク (7)

  • 人生はタイトロープ いかに『無個性で書くか』を考えつつやってきた

    ・ので、できるだけ今日は会場の質疑を受け付けたい。(千野) ・広いタイトルにしたかった。で、角田光代の小説世界、とした。(千野) ・「男性読者は女性読者のを読まない」という定説。塩野、宮部しか読まない、みたいな。(千野) ・空中庭園以降、男性読者が増えた。サイン会に来るのは男性が多い。(角田) ・女流作家は「男性立入禁止」なイメージがあった。(岡田) ・男には関係ない感覚。ねちっこい女性。(岡田) ・男性作家はもてる。このもて方の非対称問題について、ずっと悩んできた。(角田) ・(角田さんは)見るからに怖いか、少女のようなイメージ。実際は後者だった。(岡田) ・加齢とともに書くものが変わってきた。加齢に従って客観性が増してきた。(角田) ・準備して書くか、一気に書くか。角田さんは前者。平日9:00~17:00で仕事。ぴったり筆が止まる(笑)。(角田) ・角田さんの文章は透明。でも文章が透

  • 『Growing Reed』30代の男女の心理を教えてください: いやはやどうも

    来週の『ネプリーグ』に『海猿』チームが出るようです。 こうなると、どうしても『SP』チームにも出て欲しいと考えてしまいますね。 岡田くん、ああいうクイズは苦手みたいだけど、ひとつ映画のためにも率先して出て欲しいものです。 1チーム5人ですからもう4係で決まりかな~~。 絶対出て欲しい!!恥をさらしたっていいじゃないか(なぜか恥をさらすことが前提?!)。 といったところで… お待ちかね、りりーさんの『Growing Reed』です。 いつもありがとうございます!! **************** それではざっくりといってみましょう♪ ゲスト 角田光代さん テーマ 「30代の男女の心理を教えてください」 オープニングで岡田くん 角田さんの作品は人間の心理がていねいに描かれている。人と人間の不条理さや不可解さ。 ものを見る目の確かさ。毒をうまく表現できる。 1967年生まれの角田さんに、「30

  • 『八日目の蝉』はなぜ泣けるのか | 考えるための書評集

    映画をごらんになった方へ こちらは2010年に映画に先がけて放送されたNHKドラマの感想エッセイです。主演は檀れいと北乃きいで、すこし違和感はあると思いますが、おなじ角田光代原作の映像化なので、内容は共通するものです。ドラマのほうが希和子目線で全六回たっぷり描かれたので、こちらのほうが泣けたのですが。 ドラマはNHKオンデマンドで全六回、有料で見られます。お金のない方はこちらでもごらんになれますね。「八日目の蝉 ドラマ動画」 NHKでやっていた角田光代原作の『八日目の蝉』は泣けた。最終回はもう涙なしでは見られなかった。角田光代の最高傑作という評判だったが、これはたしかに名作である。NHKのホ-ムページでダイジェスト動画が見れるが、全六回をまたしても涙を流しながら見入ってしまった。 しかしこの作品はなにをいっているのか、いったいどういう意味なのかわからない。母の愛や子どものかわいらしさが情

  • 角田光代『三面記事小説』(3)

  • 何度も何度も何度も何度も直す - 報告

    受賞作の推敲をしている日々。新人賞応募のときは誰かに読んでもらえるか分からない状態で推敲していくわけだけど、今度はになって多くの人に読まれるための推敲で、やりがいがある。緊張もする。 昨年の11月に作家の角田光代さんのワークショップに出席した。タダじゃないよ、5000円払ってだよ。ずいぶん前のワークショップなのに、原稿に向かっていると急に角田さんの言葉を思い出した。 (推敲について、角田さんが語ったこと。※引用禁止) パソコンの画面ではなく、紙にプリントアウトしたもので、何度も何度も何度も何度も直した方がいい。一発完成というのは、ありえない。読むときは、他人として読み返す。それは、自分の小説に批評眼を持つということ。いい気になってる、陶酔しきってる、言葉が走ってる…etc.. 推敲し終わって、始めの文を見直す。当にこれでいいのか、もっといい言葉はないのか吟味する。始めの文を直したとする

    何度も何度も何度も何度も直す - 報告
  • 角田光代『太陽と毒ぐも』 : 時折書房

    2007年12月26日 05:24 カテゴリカ-角田光代 角田光代『太陽と毒ぐも』 Posted by henry_mania No Comments No Trackbacks 太陽と毒ぐも 異文化体験としての恋愛の不可避性と、不可能性 角田さんの恋愛観の輪郭を、この作品でものすごくはっきりとつかめたような気がします。それを、ちょっと堅苦しいのですが、「異文化体験としての恋愛の不可避性と、不可能性」と名づけてみました。いつも、ちまちまして、開放的な明るさに乏しく、幸福なんだか不幸なんだかはっきりしないような、角田さん的恋愛風景にいくつも付き合ってきた者としては、ちょっとだけ出口のかすかな光を触知できたような気分になっています。 この作品では、ときめいた出逢いから始まる恋愛が、その多くの場合同棲へと進み、ところが、そのカップルのどちらかがとてつもなくユニークな人物で、まさに異文化そのもの。

    角田光代『太陽と毒ぐも』 : 時折書房
  • 角田光代『八日目の蝉』 : 時折書房

    2008年01月15日 05:30 カテゴリカ-角田光代 角田光代『八日目の蝉』 Posted by henry_mania 八日目の蝉 著者:角田 光代 販売元:中央公論新社 発売日:2007-03 おすすめ度: クチコミを見る 角田光代が切り拓きつつある新境地とは、「とっても微妙な新境地」と言うべきでしょう・・・出版社/著者からの内容紹介 逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか−−理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。  大切な人間関係ほど、たとえば夫婦・家族・恋人・友人と、そこにおそるべき空洞を垣間見てしまう感受性を基軸にして、その結果、フリーターやアパート住まいの若者ややる気のない夫婦や恋人同士を描いてきた角田さんは、この『八日目の蝉』で、大きな転回を試みているのかな、これが、読み終わって抱い

    角田光代『八日目の蝉』 : 時折書房
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