テニスの4大大会、全米オープンは6日(日本時間7日)、ニューヨークで第13日があり、男子シングルス準決勝で世界ランキング11位の錦織圭が同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6―4、1―6、7―6、6―3で下し、男女通じて日本テニス史上初の4大大会シングルス決勝進出を果たした。 錦織は4大大会7度制覇のジョコビッチに対し、優位に試合を展開。1セットずつを取り合った第3セット、タイブレークを制すると、続く第4セットも第1ゲームで相手のサーブをブレークし、そのまま押し切った。 準決勝のもう1試合はマリン・チリッチ(クロアチア)が6―3、6―4、6―4のストレートでロジャー・フェデラー(スイス)に快勝した。 錦織は8日午後5時(日本時間9日午前6時)に予定されている決勝で、チリッチと、ともに初優勝をかけて対戦する。 錦織は4回戦で同6位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、準々決勝で同4位のスタ