つくばチャレンジは、人々が生活しているリアルワールドの中で、ロボットが確実に動き回って働くための技術の追求をテーマとして行なわれる、自律型ロボットによる技術チャレンジである。つくばチャレンジは昨年初めて開催され、今年が2回目の開催となる。今回は、11月20日(木)に100mのトライアル走行、翌21日(金)に1kmの本走行が行なわれた。本走行に出場できるのは、トライアル走行をクリアしたチームのみだ。そこでまず、トライアル走行の様子をレポートしていきたい。 ● トライアルは2回のチャンスがあり、制限時間は12分 つくばチャレンジ2008では、大学や研究機関、企業、有志、個人など、合計50チームがエントリーしたが、11月20日のトライアル走行に実際に出場したのは47チームであった(棄権が3チーム)。つくばチャレンジ2008のコースについては、試走会レポートを参照していただきたいが、今回は距離は同