HTML5でiPhone用Webアプリをオフライン対応に:iPhoneで動かす業務用Webアプリ開発入門(5)(1/2 ページ) モバイルWebアプリはオフライン対応が必須! いよいよ最終回の今回は、「Application Cache(アプリケーションキャッシュ)」を使います。 HTML5で導入されたアプリケーションキャッシュを使うと、WebアプリをWebブラウザのキャッシュに載せてオフラインで利用できるようになります。特に、前回の「HTML5のlocalStorageでiPhone用Webアプリを高速化」で紹介したHTML5の「localStorage」と組み合わせると、一度ダウンロードしたデータについては完全にオフラインでアプリが動作するようになります。 オフラインでの利用に対応して、3G回線など接続が安定しない環境でも業務用Webアプリが快適に使えるようにしてみましょう。 「キャッ
現在、W3C(World Wide Web Consortium)では、HTML5標準仕様の策定作業が進んでいます。Firefox、Google Chrome、Safari、Operaといった各Webブラウザはアップデートを活発化し、HTML5の仕様を取り込んだ新機能の実装を進めています。シェアの高いInternet Explorer(IE)は、現バージョン(IE8)ではHTML5対応の遅れが目立ちますが、次期版のIE9ではWeb標準に準拠したHTML5対応が強化されます。 HTML4の仕様が1997年に公開されて以来、Webアプリケーションは、Ajaxによるリッチなコンテンツの実現、jQueryなどのJavaScriptライブラリによる開発生産性と互換性の向上、といった過程を経て進化してきました(表1)。そして、IE9がリリースされるであろう2011年には、ついにHTML5時代が幕を開け
xc.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。ローカルからWebへ流れる勢いが止まらない。HTML5の登場によって、その勢いがさらに強まっている。Webアプリケーションも良いが、個人で需要が強そうなのはゲームではないだろうか。 デモゲーム 3Dのように高スペックを必要とするゲームも良いが、もっとシンプルなゲームはすぐに遊べるので広く受け入れられる。オブジェクトの干渉が伴うようなシンプルな2Dゲームを作ってみたいならばxc.jsを使ってみると良さそうだ。 xc.jsはCanvasタグを使い、Webベースでゲームを作るためのフレームワークを提供する。イベントをリッスンしたり、シーンを挿入したり切り替えたりしてゲームを作り上げる。画像を読み込んで表示することも可能だ。全てCanvasタグ上に描画する。 デモのゲームとして小さな円が動き回るというのが公開されている。盤の中をクリ
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