銀行業界におけるデジタル変革は、顧客サービスの改善を中心に進んでいる。特に、スマートフォンやタブレットの導入は伸びている一方で、個人情報を扱うために端末を持ち出すことに制限をかける、あるいは単にカタログをデジタル化してタブレットで顧客に見せる程度にとどまっていたりするケースがまだ多いのが現状という。 栃木銀行は、iPad Pro 10.5インチ(2017年モデル)とApple Pencilを導入。クラウドCRMサービスを導入し、“攻めた”営業をスタートした そうした中で、栃木銀行は渉外営業スタッフらにiPad ProとApple Pencilを導入。さらに一歩踏み込み、電子サインの活用とCRMシステムへリアルタイムにアクセスできる端末を訪問先で活用している。そうすることで、ライフプランに合わせた資産コンサルティングやアフターフォロー、ファンド運用などの提案から投資信託の約定続きまでをその場