第二次大戦中の旧日本軍の従軍慰安婦問題をめぐり、日本政府に公式謝罪などを求める決議案が12日、欧州連合(EU)の欧州議会(フランス・ストラスブール)本会議に上程された。13日夕にも討議の上、採決を行う予定。同種の決議は7月に米下院、11月にオランダ、カナダ両国の下院で採択されている。 立法権がなく、EUの「諮問機関」と位置付けられる欧州議会の決議に法的拘束力はないが、加盟27カ国、計約4億9000万人の「民意」を代表する役割がある。採択されれば、慰安婦問題の対応に関する日本政府への不信感が国際社会で拡大していることが浮き彫りになる。 議会事務局が12日公表した決議案には、最大会派の欧州人民民主党、第2会派の欧州社会党など計5会派の代表が名を連ねた。5会派は合計で議席数の9割近くを占めることから、賛成多数で採択されるとみられる。 決議案は当時の日本政府が慰安婦徴用に関与したと指摘し「20世紀
ヒル次官補が突如、平壌に降り立った。事前の情報漏れもなくDMZを軽々と越えた曲芸飛行。電撃訪朝までに米朝間で何があったのか…そして新たなステージでは何が起きるのか。 6月20日水曜日。神宮球場のスタンドに「そこに居てはならない人物」が座り、野球観戦を楽しんでいた。 米国務省のヒル次官補だ。 今月15日から東アジアを歴訪していたヒル次官補は、すべての日程を終えて、20日夜には米国に向かう「機上の人」となっているはずだった。 しかし「私的に会う人物がいる」「少し疲れた」などといった下手なウソをついて都内のホテルに延泊していたのだ。 なぜ、スケジュールを急変更し、神宮のスタンドにいたのか、その理由を知る者は少なかった… ▽20日谷内外務次官と会談するヒル次官補(AFP) ヒル次官補は記者団に対し、21日の米国への出発便を教えていた。次官補クラスでも便名を自ら明かすことは異例だという。だが、その日
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