吉川さんの「私にしかできない仕事というのは組織では幻想」を読んで、ちょっと思い出したことがありました。 以前勤めていた会社に、尊敬する方がいらっしゃいます。その方がよく言っていたのが「付加価値を出せ」というセリフでした。仕事は結果を出してあたりまえ、付加価値を出してこそ、自分の存在意義が生まれる -- という意味です。 例えばかつての同僚に、常に完璧な資料を作る女性がいました。もちろん資料作り「だけ」に勢力を傾けるのではなく、全ての仕事をこなした上で、その報告やプレゼン用の資料を見やすく・分かりやすく仕上げるのです。そんな丁寧な仕事をする部分が評価され、「次のプロジェクトには彼女を呼びたい」というマネージャーが増えたために、彼女は自分の望むキャリアを選べるようになっていきました。 「付加価値」という言葉から連想されるものとはズレているかもしれませんが、彼女の「資料を完璧に仕上げる」というの
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