[チューリヒ 17日 ロイター] スイスの最高裁は17日、アルプスを裸でハイキングして100スイスフラン(約8400円)の罰金を命じられた男性が上訴していた裁判で、訴えを退ける判決を下した。 男性は、同国東部のアッペンツェルアウサーローデン準州で、ピクニックをしていた子供連れの家族や麻薬中毒者のリハビリセンターの前を裸で通り、罰金を科せられていた。 裁判所の声明は「公的な場所での裸のハイキングを禁止することによる個人の自由の基本的権利の侵害は、たとえあるとしてもほんのわずかだ」としている。 同地域は、裸でハイキングをする人々に人気があるが、女性参政権が認められたのが20年ほど前という保守的な土地柄でもある。
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