コンピューター関連技術は昔も今も日進月歩の勢いだが、話が「インターフェース」になるとトーンダウンしてしまう傾向は否めない。マルチタッチパネルなどの新顔も増えつつあるが、いまだキーボードとマウスが主役だ。 しかし、人の言葉を解析しテキストに変換する「音声入力」は、近年目覚ましい進歩を見せている。今回紹介するiOSアプリ「Dragon Dictation」も音声入力処理系のひとつで、米Nuance Communications(ニュアンス コミュニケーションズ)の音声認識技術を活用し、日本語を含む各種言語を分析しテキストに変換してくれる。「どうせ誤変換だらけだろ?」などとあなどることなかれ、精度はかなりのもの。それでは早速、その実力のほどを検証してみよう。