チャリティーコンサートに向けて、練習に励む盛岡市立大宮中学校の吹奏楽部員ら=盛岡市本宮、牛尾写すチャリティーコンサートに向けて、練習に励む盛岡市立大宮中学校の吹奏楽部員ら=盛岡市本宮チャリティーコンサートに向けて、練習に励む盛岡市立大宮中学校の吹奏楽部員ら=盛岡市本宮 東日本大震災で被災した仲間の吹奏楽部員を励まそうと、岩手と秋田の中学生が5月1日、岩手県花巻市でチャリティーコンサートを開く。沿岸部の中学生も招き、各校の持ち曲を工夫して一緒に演奏。被災地を元気づけようと、約300人全員で高校野球応援などで定番の「アフリカン・シンフォニー」を奏でる。 大槌町立大槌中の校舎は津波で倒壊した。家がなくなった生徒も多い。吹奏楽部員も26人から転校などで3人減った。しかし、体育館2階に保管されていた楽器は被害をまぬがれた。 ほこりまみれだった楽器を一つひとつ、丁寧に拭き、29日午前、震災後、初