もう誰も信じない――200人で遊ぶ「人狼」はどれくらいカオスだったのか。「超・嘘つき村の人狼」で,壮絶に騙されてきた ライター:瀬尾亜沙子 テレビ番組で取り上げられたり,さまざまな関連商品が販売されたりと,最近ブームの感があるアナログゲーム「人狼」。その人狼を,200人で一度に遊ぼうという前代未聞の超大規模人狼イベント「超・嘘つき村の人狼」が,2013年4月27日,「ニコニコ超会議2」の超ゲーム実況ステージで開催された。 ちなみに人狼とは,「村人達=プレイヤー」の中に紛れ込んだ「人狼=嘘つき」役を,会話を元に推理し,探し出すという会話ゲームで,そもそもの発祥はヨーロッパと言われている。会話の中の違和感から,村人達が疑わしい人物を絞り込む一方で,人狼は嘘をついて騙し,村人達を殺していく。こういった基本ルールを元にさまざまな改変が加えられ,現在は多数のバリエーションがあるものの,少なければ5〜