世界中から訴訟を起こされて絶体絶命のデザイナー佐野研二郎氏。オリンピック委員会はなぜか佐野氏の肩をもって戦う姿勢をみせており、ここにきて新事実を明かした。 朝日新聞は8/26、エンブレム審査委員の永井一正さん(86)にインタビューを行い、「佐野研二郎が当初出した案はベルギーのリエージュ劇場のロゴとは似ていないものだった」という言質を得た。 「元のイメージを崩さない範囲でパーツを一部動かすなど、組織委の依頼で何度か微修正された」とした上で、「最初の案は(類似性が指摘されている)ベルギーの劇場ロゴとは似ていなかった。盗作ではない」と話した。 http://www.asahi.com/articles/ASH8T5VXCH8TPLZU005.html しかし、この主張にはいくつか疑問が残る。なぜコンペで応募されたものに手を加えたのか、なぜ原案をみせないのか。今後の訴訟を意識してのメディア露出だと