こんにちは。デザイン芸人「デザインや」です。 50年ばかり前に書かれた文章を読んでいると「切手の盗作問題」とあって、なんだろうと思って調べ始めたら、これがどえらい案件でした。 このたびの五輪エンブレム問題と酷似しているからです。 要約:Executive Summary 五輪エンブレム問題そのものも、パクリでした。 パクられたのは、昭和41年(1966年)に起こった「がん征圧記念切手」デザインの盗作問題です。これがとんでもない激ヤバ案件でした。 調べれば調べるほど、そっくりなのです。 出典:読売新聞「入選のガン切手は盗作か/米人図案とそっくり/郵政省あわてる」(1966/07/11 朝刊) 五輪エンブレム問題は、完全にこのパクリです。 違いは「賞金の扱い」 と煽り気味に書いてみましたが、ひとつ明白に違っていたところがありました。それは、賞金の取り扱いです。 五輪エンブレムの場合、賞金100