劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語、見てきました。 うん、感想は。よくぞ「こうしてくれた」と。 テレビをリアルタイムで追っていたとき、私は「結末はこうなったらいいな」という予想を何通りか、立てていました。 その一つにテレビ版の結末もありました。まどかが全ての魔法少女の思いを己を対価に救うという、結末も。 私はそれを「仮面ライダーブレイド型」と名付けていました。仮面ライダーブレイドの主人公・剣崎は生物が相争うバトルファイトの連鎖を止めるため、その連鎖の中心で苦しむジョーカーを救うため、自らがジョーカーとなり、戦いの連鎖を止揚します。 まどか神の存在がありながら、魔女の連鎖が止揚されただけという点では、ブレイドと類似性があります。 テレビ版で描かれたまどかによる救済。その荘厳さに心を打たれた一方で、「ブレイドのその先を見せて欲しかった」という、私の中の一抹の思いも残り続けていたのです。