記者会見で来年度以降の学生募集を停止すると発表した聖トマス大の小田武彦学長(中央)=6日午後、兵庫県尼崎市 兵庫県尼崎市の聖トマス大学は6日、入学志願者の減少を受け、来年度以降の学生募集を停止すると発表した。経済不況や外部環境の変化によって「健全な学校運営を維持することが困難な状況となった」としている。聖トマス大学は家族などを亡くした「グリーフ(悲嘆)」を学ぶ公開講座を開設していることで知られ、尼崎JR脱線事故の遺族やJR西日本の社員らが受講している。 大学は同日午後、学生と保護者向けに説明会を開き、在校生が卒業するまでは運営する一方、合併や譲渡についても「検討中」と説明した。出席者によると、大学側は「学生が減っていく中で対応できなかった。経営が成り立たなくなった」と謝罪したという。 大学のホームページなどによると、平成20年度入試では、定員250人に対し合格者は95人にとどまっている。カ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く