ヒロインは石原さとみじゃなかった!? 『シン・ゴジラ』で一際目立ったヒロイン、課長補佐・尾頭ヒロミ(市川実日子)について語る 初週末興行成績で動員41万2,302人、興収6億2,461万700円をあげ、週末映画興行成績(興行通信社)でトップになるなど、良いスタートを切った『シン・ゴジラ』。 公開前は「庵野はゴジラよりエヴァの続編つくれよ」だの、「樋口は長谷川と石原、本当に大好きだな!」など、言いたい放題、言われたい放題であったが、レビューを読んでも鑑賞者の評価はおおむね高い。いろいろと語りたいところだが、今回は、一部男性鑑賞者の間で話題となっている環境省自然環境局野生生物課課長補佐・尾頭ヒロミ(演:市川実日子)の魅力について語りたい。 突如、海中から出現した謎の巨大生物。首相官邸で色んな会議が開かれていくが、想定外の事態に対応が後手後手へと回ったり、自衛隊がなかなか出動できずにやきもき