神戸市のメリケンパークに「世界一のクリスマスツリー」を立てられた。神戸開港150年記念事業なんだそうだ。 使われたのが、富山県氷見市の山中から出された高さ約30メートル、直径約1メートル、重さ約24トン、推定樹齢約150年のアスナロ(ヒバ)である。 この件に関するテレビや新聞の報道は、おおむね好意的に感じるのだが、ネット界では喧々囂々、だいたいは批判的で罵詈雑言も目に留まる。 巨樹をわざわざ山から運び出して一過性のツリーにしたうえに、最後は小さく刻んでしまうのがケシカラン。プロジェクトを進めた西畠清順氏がアスナロを「落ちこぼれの木」とか言ったのがケシカラン、クリスマス後に小さく刻んで記念品にするというのはケシカラン……等々。 私自身は、「世界一のクリスマスツリー」にたいして興味はなく批判もしていないのだが、西畠氏がこの「騒ぎ」に関して発表したメッセージを目にした。 '''あすなろの木につい