過去に私は、アパグループの「真の近現代史観」懸賞の初回と第二回に際して、最優秀賞を獲得した論文を二回とも批判したが(参照→http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20081107/1226009194・http://d.hatena.ne.jp/gureneko/20091122/1258875769)、今年は第三回の事をすっかり忘れたまま年末を迎えてしまった。 遅まきながらこのページ(http://www.apa.co.jp/book_report3/2010japan.html)の西暦2010年12月29日14時頃の記述を読んだ感想を書こうと思う。 まず冒頭の「遺骨収集を始めたきっかけ」の章の第一段落で早くも躓いた。「私は大東亜戦争で戦死された日本軍将兵の方々の戦没者のご遺骨を9年間お迎えし続けてきた。」の解釈に苦しんだのである。戦死されているのが前提なら、態々「