昨年亡くなったタレントで歌手のやしきたかじんさんの長女(41)が19日、作家の百田尚樹氏のツイッターでの発言が「人権侵害にあたる」として、東京弁護士会に人権救済を申し立てた。 申し立てによると、発言は、たかじんさんの闘病生活を書いた百田氏の著作「殉愛」の発行差し止めなどを、長女が発行元の幻冬舎に求めた訴訟をめぐるもの。申し立てで長女側は、「発言は自分に対する脅迫であり、提訴に報復するとの宣言だ」としている。 今後、弁護士会が調査し、人権侵害にあたると判断すれば「勧告」や「警告」を出して是正を求めるが、法的な強制力はない。