今年1月4日に米国で出版されたトランプ政権の内幕を描いた『炎と怒り』──。発売から2カ月近く経つが、今も米アマゾン・ドット・コムの政治分野では書籍売り上げランキングで上位3位を下らない。 トランプ政権が発足した2017年1月からホワイトハウス一階ロビーのカウチに陣取り、200件以上の取材を経て『炎と怒り』を書いたという米ジャーナリストのマイケル・ウォルフ氏へのインタビュー。最後の第3回では、トランプ氏に認知症の兆しがあると一部で指摘されていること、ホワイトハウスで不倫をしているとの噂があること、なぜ今年の中間選挙に向けては女性立候補者が増えているのか、そして今回の取材方法に対して批判が出ていることに対して筆者自身がどう考えているかなどについて語ってもらった。 マイケル・ウォルフ(Michael Wolff)氏 ジャーナリスト 1953年米ニュージャージー州生まれ。父親は広告営業マンで母は地