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社会と上座部仏教に関するpolynityのブックマーク (1)

  • 『大アジア思想活劇』を読んで - 住職のひとりごと

    明治時代、それは日仏教にとって未曾有の衝撃に襲われた時代である。皇室の保護、国家の体制に護られ、また各時代の為政者に師事されてきた仏教、そして江戸時代には国教と言える地位にあった仏教が、天地逆転して賊教にまで貶められたと言っては言いすぎであろうか。明治初年の神仏分離令から肉帯解禁の布告が出るまでの五年間ほどは各地で寺院が廃合され、僧侶が還俗させられたり、仏像経巻も焼却廃棄された。こぞって僧職が還俗して神官になり、神社に遣えた大寺もあった。そういう時代である。 『大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史』(平成20年9月サンガ刊)は、その激動の明治仏教から戦後までの近代の仏教について、アジアの多くの国が経験した植民地支配を仏教の復興によって国民に仏教徒としての誇りを取り戻すことによって独立運動へと志気を高めていったスリランカという誇り高き仏教国との交渉から紐解いていく。そして

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