北海道大学の学生(ネットの一部では有名な変わり者らしい)がシリアへの渡航とISISへの参加を企て、刑法史上初めてという「私戦予備・陰謀罪」で捜査されるという事案がありました。関連して、ジャーナリストやイスラム学者も家宅捜索を受けており、日本人および西欧社会がイスラム文化とどう向き合うべきか、という難しい問題を投げかけています。 この事案は、くだんの人物がかなり特異なパーソナリティの持ち主だということもあり、語り口を選ぶのが非常に難しいのですが、各方面の反応をつらつらと見ておりましたら、ぼくの語り口に合いそうなやり取りを見つけました。 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教 (集英社新書) 作者: 中田考,内田樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/02/14メディア: 新書この商品を含むブログ (27件) を見るこの件で、家宅捜索を受けたという中田孝氏。以前からイスラム法学