【第一節】経典 第一項 この経典は、「波瀾防衛経」と呼ばれる。 第二項 この経典に記述されている宗教は「消波教」と呼ばれる。 第三項 この経典、及び消波教はフィクションである。 【第二節】消波教 第一項 消波教の信仰対象は「消波ブロック」である。 第二項 消波教において「消波ブロック」とは、「荒波による侵食からの防衛において用いられる構造体」であると定義され、その素材や形状を問われない。前述の定義に当てはまる状況下で使われたことがあれば、その構造体は消波ブロックである。 【第三節】消波ブロック 第一項 消波ブロックは、物質、精神の護り手である。 第二項 物質、精神共にその物の存在を脅かす現象を「荒波」と呼ぶ。 第三項 物質世界の消波ブロックは、その身を「荒波」へ晒し、自らが削られることによってその他の物質を護る。 第四項 精神世界の消波ブロックも、その身を「荒波」へ晒し、自らが削られること