ここでは Swift のクロージャ (closures) について学びます。 Swift でのクロージャは主に三つの形式があります。ひとつはグローバル関数 (global functions)。 これは名前付きで、値をキャプチャしないクロージャといえます。二つ目はネストされた関数 (nested functions)。 これは名前付きで、関数を包含するブロックにおける値をキャプチャするクロージャです。 これらは普通に関数と呼ばれるもので、特別な形式のクロージャといえます。 三つ目はクロージャ式 (closure expressions) です。 これは名前無し、かつ、そのコンテキストにおける値をキャプチャするものです。 このページでは三つ目のクロージャ式について説明します。 クロージャ式 クロージャ式 は次の形式で記述できます。 { (引数1: 型1, 引数2 : 型2, ...) ->