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Hey Studioと増田に関するpolynityのブックマーク (5)

  • 佐野騒動の争点

    今話題のパクリ騒動で厄介なのは、色々な争点がごっちゃになっていることだと思う。佐野氏を擁護する意見に対して、擁護の主旨から外れた批判を浴びせるという状況もしばしば目にする。祭りに乗じて誰かを叩きたいだけの人からすれば、これぐらい混乱していたほうが楽しいのだろう。 折角なので、この騒動における争点を簡単にまとめておきたい。 (1) オリンピックのエンブレムが (個人の好みとして) ダサいから嫌だ (2) オリンピックのエンブレムが、(素人目には) パクリであるように見える (3) (2) の騒動を受けて、佐野氏や大会組織委員会が行なった弁明が迷走中 (4) 何人かのデザイナーが、単なる感情論で佐野氏を擁護したり、素人を見下したような発言をする (5) 佐野氏の名義で世に出されたデザインに、他人の著作物が無断利用されている _________________ 佐野騒動は、少なくとも上記の5つが

    佐野騒動の争点
  • デザイナーも研究者もゼロから何かを生成することはできない。 やれること..

    デザイナーも研究者もゼロから何かを生成することはできない。 やれることはAとBという複数の概念を組み合わせてCという新しい概念を作り出すこと。 その新しい概念Cが優れているかどうかというのは別の問題。 小保方氏の場合は、その作り出したはずの新しい概念自体が偽り(詐欺)なのが明白だった。 だからこそ同業者に叩かれることになった。 仮に詐欺でなかったのなら有用であることは確かだったから、あれほどの大騒ぎになった。 一方、佐野氏は作り出した概念が偽りであるかどうかは見る人によって判断が異なる。 色を変えたり位置を変えたりしただけでも新しい要素を加えたという見方もできるし、そうでない見方もできる。 シンプルな構造である場合は特に、真似るつもりがなくても何らかの先行事例に似てしまう可能性が否定できない。 だからこそ同業者の対応は同情的だったと考えられる。 仮に詐欺的な行為がされていたとしても、それが

    デザイナーも研究者もゼロから何かを生成することはできない。 やれること..
  • 佐野さんと小保方さんと、デザイナーと研究者と

    佐野パクリ騒動と小保方捏造騒動とで、同業者たちの反応がまるっきり違うわけだけど、 これって結局、やり玉に挙げられてる人を「同じ」と見るか「違う」と見るかなんだろうね。 小保方さんの行為が明らかになったとき、研究者は小保方さんを研究者とは違う何かだと思った。 だからこそ「こいつと一緒にされたらタマラン!」と、小保方さんを叩いて切り離しにかかった。 「彼女は研究者じゃありません」、「あんなの研究といえません」と立場を明確にして発言することが、 研究界隈や自身の仕事の正当性を世間に説明するための手だったわけだ。 でもさ、佐野さんの騒動の場合は、それが逆だったんだろうね。佐野さんのパクリ騒動が持ち上がったとき、 多くのデザイナーは「佐野さんがやってる程度のことはデザイナーなら普通のこと」と思った。 つまり、佐野さんと自分は同類であり、佐野さんが叩かれるなら自分も叩かれるという状況だと理解した。 だ

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  • ロランバルトとかマーシャルマクルーハンとか

    いまどきのデザイン業界って知識も教養も基デッサン力もなくて、 「コミュ力」で適当なことやって売れたらOKみたいなイメージある。 オリンピックのエンブレムとか、どうみても、墓標であり、落日であって、 昂揚感とか平和と繁栄とか飽くなき挑戦とか祝祭とかそんなイメージないよね。 佐野氏だけじゃなくて、 他の有名若手デザイナーの皆様の作品で立ち止まってにやにやする、みたいな そんな経験ってほとんどない。 文原聡の低燃費少女とか醜悪だったし、佐藤可士和のウイダーinゼリーなんかもやっつけ感 半端なかった。 ここ20年位の悲劇は、デザインを裏打ちする哲学や大きな流れが貧困になっていることで、 愚民から100円ずつ携帯で掠め取るとか他人の作ったコンテンツを劣化再編して アフィリエイト広告貼って楽して金儲けしたものが勝ちとか、そんな流れになっているなぁと思う。 安い仕事は下っ端にやらせてネットから切り貼り

    ロランバルトとかマーシャルマクルーハンとか
  • 東京オリンピック

    東京オリンピックエンブレム この類いのものは何がなんでも批評がまとわりつく。ダサイ、これじゃない、 私はそういう事はあまり気にしていない、一流のデザイナーが死にものぐるいで作っているのだから、目には段々なじんでくるだろうし、 ダサイとかそういう批評はおきなくなるだろう。しかし、私は他のところで疑問が浮き上がっている。 今回のエンブレムの募集の条件は以下だ。 「東京ADC賞」、「TDC賞」、「JAGDA新人賞」、「亀倉雄策賞」、「ニューヨークADC賞」、「D&AD賞」、「ONE SHOW DESIGN」 のふたつ以上を受賞している事というとてもハードルが高いことになっている、この条件を満たす人たちは100人強しかいない。 そして今回の、佐野研二郎。 この方は博報堂出身で、今現在MRDESIGNという個人事務所を抱えている。超売れっ子広告デザイナー。 業界では知らない人がいない。この人

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