実名、通名、匿名に関する議論が熱いですね。 それはFacebookによる実名ウェブ社会の台頭で――というよりもむしろ、「炎上」以降の議論だと僕はとらえています。 (※ これは今回の本題とは関係ありませんが、その「炎上」という負のエネルギーが加熱しているそのことは、いかにいま世の中で心をむしばんでいる人が多いのか――という話にもつながってくるだろうとも考えています。) そのなかで、通名や実名のインターネットは、交友関係を狭くするかもしれない――という考えが頭をもたげてきました。 バッシングがおきたとき、その非難はその対象に関わる人にまで飛び火することがあります。僕はそもそもこの飛び火自体を、とてもおかしなことだと考えています。しかし、実際には飛び火することがある、それは悲しい事実です。