レーザーディスク (LaserDisc, LD) は、直径30cmの光ディスクに両面で最大2時間のアナログ映像を記録できるビデオディスク規格である。ディスクはLPレコード並みに大きい反面、同時期に普及していたビデオ規格のVHSより高画質であり、主にマニアや富裕層において普及した。両面記録されている長時間の動画ではディスクの裏返しが必要で、視聴が一旦途切れるという欠点がある。 民生用は再生のみであるが、業務用では1990年代前半に録画(追記または書換)可能なメディアと機種が開発・販売された[注釈 1]。 諸事情(後述)からVHSにとって代わるほどの普及はせず、2000年頃から手軽に高画質な映像が視聴できるDVDが一般層にも普及したことにより、役割を終えた。 名称[編集] 日本国内における「レーザーディスク」は、パイオニアの登録商標とされている[1][注釈 2]。パイオニア以外のメーカーでは規
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