どら焼き(銅鑼焼き、ドラ焼き、どらやき)は、通常、やや膨らんだ円盤状のカステラ風生地2枚に、小豆餡を挟み込んだ膨化食品・和菓子。蜂蜜を入れて焼き上げることでしっとりとしたカステラ生地にしたもの。 蜂蜜やみりん等で保湿や香りづけの工夫をしたものが多いが、他にも、醤油、塩、麹、日本酒、抹茶、黒糖等、加える配合のバリエーションは広く、現代和菓子の定義的には「三同割(さんどうわり)(小麦粉、卵、砂糖が同量の配合の総称)」をどら焼きの基本配合としているのが一般的である。和菓子屋においては、三同割の配合比率を多少の加減調整したり、前述のような独自の工夫を加えた皮生地で差別化を図っている。逆に、三同割に用いられる原料(小麦粉、卵、砂糖)のみにもかかわらず、配合比率を大きく変えた上に特殊技法を用いて独自の特色を出して製造している店舗(亀十、本気の猿)もある。 起源・由来[編集] どら焼きの名は、菓子の形状