こんばんは。夜中たわしです。 今夜紹介しますのは「砂山のパラドックス」です。 砂山のパラドックス 「砂山のパラドックス」はかなり有名なので、ご存じの方も多いことでしょう。 それはこんな感じのパラドックスです。 前提1:砂山は大量の砂からできている 前提2:砂山から砂を1粒取り除いても、それは砂山である 結論:砂を1粒ずつ取り除き続け、砂が1粒になってもそれは砂山である このように、結論が明らかにおかしいにもかかわらず、なんだか反論しづらいのがこのパラドックスの醍醐味です。 この話の問題は、前提2で「砂山」と「砂山から砂を1粒取り除いたやつ」を"完全にイコールである"として論理展開を進めている部分です。その2つは同じじゃない。 加えて砂山の定義が人によって曖昧で、「砂○○粒以上じゃないと砂山として認められない!!」などと決まっていないのが問題のややこしさに拍車をかけています。 と、反証してい