米国を訪問中の岸田文雄外相は17日午後(日本時間18日未明)、ニューヨークの国連本部で開かれた持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))に関する「政治フォーラム」で演説した。子どもや若年層の教育、保健、格差の是正などに取り組むため2018年までに10億ドル(約1100億円)規模の支援を実施していく考えを表明した。 同会合は日本を含む44カ国が参加し、各国が映像や演説で自国の取り組みを紹介した。岸田氏は日本の目標は「『誰一人取り残さない』多様性と包摂性のある社会」を実現することだと説明。日本の地方の技術力で途上国支援を手がけるなど、「市民社会や民間企業など多様な英知を結集させ、具体的なアクションを起こす」と訴えた。 また、日本政府の取り組みの考え方を「Public Private Action for Partnership」(官と民の連携に向けた取り組み)と表現。世界的なヒット曲で
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