千葉県警察本部がおととしまでの10年間にまとめた交通死亡事故の統計に165件が計上されていなかったことが警察の内部調査で分かりました。中には「交通事故による死亡」と医師が書いた死体検案書の写しに警察官が手を加えて「病死」としたケースもあり、千葉県警察本部は7人を訓戒などの処分にしました。 その結果、平成16年からおととしまでの10年間に、発生直後は死亡事故として取り扱われたものの、その後、病死や自殺などとされて統計に計上されなかった事故が合わせて165件あったことが分かりました。 千葉県警は、このうち143件については当時の判断の誤りで意図的な不正ではないと説明していますが、22件については警察官による不正があったとしています。 交通死亡事故は発生から24時間以内に死亡した人を計上しますが、不正があった22件のうち21件は、24時間を超えて死亡したことにしていました。 また、残る1件は「交
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