Sunday, August 29, 2010 海外で行われた常識を打ち破るための授業 Share | 今年の初めに、ドイツ北部にあるフンバルト高校で「自分で考える力=(独立した思考=independent thinking)」を身につけるための実験的授業が行われました。 授業の内容は非常に簡単なものです。通常行われているディスカッションの授業の中で、途中で急に、「当たり前」「常識」「すべき」「しかたない」という言葉の使用を禁止するというものです。ゲーテル教授は身分を隠し、授業も通常のディスカッションの授業として始められました。 議題は、「残業代の支払いを法的に禁止する」というものです。ミュンヘン大学のゲーテル教授は、この議題の背景として、「欧州の一部の国では、残業代の支払いを禁止することで、従業員が早期退社することを促し、より良い労働環境が実現されることや、退社後の時間が増えるこ