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もう限界だった。廃業することも考えていた。まさか、その数カ月後に創業以来最高の売り上げを出すことになるとは――。 そう語るのは、東京・北区で印刷・製本業を営む中村印刷所の中村輝雄社長。いま、同社が開発した方眼ノートへの注文の電話が鳴り止まない。全国から注文が殺到しており、生産が追い付かない状況だ。注文をしてから商品を手に入れるまでに数カ月かかるという。 その方眼ノートは、多くの人の「あったらいいな」を実現した。ノートを開いたとき、中心部分の膨らみが書くときの邪魔になってしまうため、手で丸みを抑えたり、平らになるよう伸ばした経験は誰にでもあるだろう。同社の開発したノートは、中央が膨らむことなく“水平に開く”ことができるのだ。手で抑えたりするストレスがなく、1枚の方眼紙として使うこともできる。ノートのコピーやスキャンをするときに、中央が影で黒くなることもない。 1冊260円(税別)と決して安く
「社会人だったらもう少しいいペン使った方いいんじゃないか」 先輩からの一言である。ジェットストリームプライムを使っているのにである。プライムだよプライム。 俺「これだめですか」 先輩「安っぽい」 俺「XXXX円だったんスけど」 先「安っぽいっていうか安い」 プライムだよプライム。 俺「安いスかー」 先「安くてもいいのもないわけじゃないけどそのプラスチック安っぽい」 俺「どういうの買えばいいんですか」 先「例えばパーカーの」 俺「パーカーの」俺も知ってる名前だ。文房具店の高級そうなコーナーに並んでたのは覚えている。 先「(具体的な商品名を教えられたが忘れた)」 ここで横やり 横やり「モンブラン買えモンブラン」 俺「モンブラン」いやでも知ってる名前だな。お高いのは知ってるので買おうと思ったことはない 先「いやモンブランは高すぎて。書き味とデザイン、値段のバランスでパーカーでしょ」 横「ペン一本
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