国際通貨基金(IMF)は6日公表した最新の世界経済見通し(WEO)で、2021年の世界成長率の予測を6%に上方修正した。一方で各国内および先進国と発展途上国との格差拡大や乖離(かいり)に警鐘を鳴らした。 IMFは1月に今年の世界成長率予測を5.5%に引き上げており、上方修正は3カ月で2回目。最新予測通りなら、40年余りで最大の伸びとなる。昨年はマイナス3.3%で、平時としては大恐慌以来最大の落ち込みを記録した。 Global Rebound The IMF predicts growth in 2021 will be the most since at least 1980