ボードゲームの定番「人生ゲーム」(タカラトミー)のプロとコンピューターソフトが戦う「第1回人生王決定戦」が、28日幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2」で行われ、日英米の共同開発ソフト「Rea10(リーテン)」が多崎造永世名人を破って勝利した。20日には将棋ソフトがプロ棋士に勝利しており、あらゆるゲームの分野においてソフトによる対人包囲網が狭まってきている。 Rea10は東京大学、米プロンストン大、英オックスブリッジ大の3大学の研究者が共同開発。東大に設置した280台のPCを利用することで、人生ゲームにおける金銭の収支計算を1秒間に2億8千万回行う。 今回の対決に使用されたのは、人生ゲームの中で最もポピュラーな1983年版。初代人生ゲームから数えて3代目にあたる。 試合は序盤からRea10の一方的な展開。あえて失業リスクの高い専門家コースを選ぶと、コース内で最も収入の高いパイロットに就