「昔は」努力型だったよなぁ。 巨人の星とか、キャプテンとか記憶しているけれど、ボンボンだかコロコロだかのラジコン漫画も、血豆作ってコントローラ技術を高めてた。 そして、今の子供がキャプテンの主人公「谷口 タカオ」に感情移入するかと言えば、それは微妙だろう。 異世界転生物が受け入れられやすいのは、転生先がゲーム世界と同じであるから。 そこはゲーム世界であり、「自分が知っている世界」なのだ。 社会制度や魔法体系なども、とてもゲーム的だ。 MMOが普通になってからは、SAOや境界線上のホライゾンなどが出たが、あそこまで行くと現実の延長線上という事になる。 例示されたゼロの使い魔とも違うのだ。 北斗の拳やシティハンターと、SAOやゼロの使い魔が違うのは、設定とはいえ強い背景を持つ大人であるか、なんでもないそこらの凡人であるかの違いだ。 聖闘士星矢ですら、血反吐を吐く修業を経て聖闘士になる。 転生物