米バージニア(Virginia)州アレクサンドリア(Alexandria)で、セミを持つ子ども(2004年5月14日撮影)。(c)AFP/Stephen JAFFE 【5月15日 AFP】米国では、セミの大群の侵略が目前に迫っている。17年もこの時を待ち続けてきた、無数の巨大なコオロギに似た昆虫が、土の中から姿を現す態勢を整えている。 米東海岸を覆い尽くすと見られているこのセミは、すでにノースカロライナ(North Carolina)州とニュージャージー(New Jersey)州で最初の目撃例が出ており、昆虫マニアのサイト「cicadamania.com」に13日、情報が投稿された。 だが、セミの襲来が本格化するのは今月、地表の平均気温が17度に達したときだ。ピーク時には、1平方メートル当たり1000~2000匹のセミがひしめき合うこともある。セミは世界中で見られるが、この周期的現象が起き
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