29日午前10時前、鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火が発生し、火砕流が海岸まで到達したのが確認されました。気象庁は口永良部島に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルを5に引き上げ、気象庁は島の住民の避難が必要だとして厳重な警戒を呼びかけています。
20日午後4時20分頃、海上保安庁の航空機が、東京都小笠原村の西之島付近の海域から黒色の噴煙が上がり、周囲に新しい島が出現しているのを確認した。 同庁では今後も海底噴火が起きる可能性があるとして、周囲を航行する船舶に警戒を呼びかけるとともに、今後も航空機などで監視を続けるとしている。 西之島は東京都心から南に約1000キロ、小笠原諸島の父島から西に約130キロにある南北約650メートル、幅約200メートルの無人島。同庁によると、噴煙が上がっているのは西之島から南南東に約500メートルの地点で、高さは約600メートルに達している。周囲には楕円(だえん)形の陸地が形成され、最も長い部分は約200メートルに及んでいるという。
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