7日に富山市沖で見つかった、深海に生息する巨大なイカ、「ダイオウイカ」が、8日は富山県射水市の沖合で底引き網にかかっているのが見つかり、水族館では日本海側の富山湾で2日連続で見つかるのは珍しいと話しています。 新湊漁業協同組合によりますと、ダイオウイカは8日午前9時40分ごろ、射水市の新湊漁港の沖合およそ1.5キロで漁船の底引き網にかかっているのが見つかりました。 体長は5メートル余りで、漁港で水槽に移されてから2時間ほど生きていたということで、漁協が撮影した映像では、口を動かしている様子が確認できます。 漁協の関係者が足や胴の身を生で食べてみたところ、塩辛く、普通のイカと違って歯ごたえはなく、ゼラチンのように軟らかかったということです。 ダイオウイカは処分されましたが、魚津水族館が一部を持ち帰り、筋肉の細胞に含まれている成分を分析して、食べていたものを調べることにしています。 ダイオウイ