相変わらず又聞きの話になるのだけれど、成長時に前頭前野が発達していくと、子どもは嘘をつきはじめるらしい。 はじめは嘘の整合性がとれないので、すぐにバレるような明らかな嘘になるらしく、身近な大人にとってはあまり好ましくない行動にうつるというのだ。 その話では、「子どもに嘘をつかなくさせるのには、どうすればいいのか」という相談だったのだが、その相談を受けたひとの回答を一言でいえば、“そこまで心配することはない”、とのこと。 ある一定の年齢に達した子どもは自然と嘘をつかなくなる、あるいはつじつまを合わせたりして、大人にもわかりにくい嘘をつくようになるので、目立った嘘は次第に少なくなくなってくるとのこと。 ところが、一定の年齢に達してでも幼稚な嘘をつく子どもは、大人になってもずっと嘘をつく人格に育つらしい。 そういえば、小、中学校ともに、誰にでもわかるようなしょうもない嘘をつくような同級生が学年に