東京都議会で、みんなの党の塩村文夏(あやか)都議(36)が女性蔑視のヤジを受けた問題で、都議会は8日、各会派が複数のヤジの発言者を調査する方針を決めた。 議会運営委員会幹部の自民、公明、共産が集まり、全会派が所属議員に聞き取り調査することを決めた。自民はこれまで、鈴木章浩都議(51)=自民会派を離脱=の「早く結婚した方がいい」とのヤジ以外は確認できないとしてきた。自民都議は「実態解明を求める党本部の意向が働いた」「このままでは来春の統一地方選に響く」と話す。 ヤジ問題では、「頑張れよ」「動揺しちゃったじゃねえか」との言葉は民主の山下太郎都議(41)が塩村都議を応援する発言だったと認めている。