ブッシュ発言のメモで機密法違反の公判始まる 二人の英人男性が出廷へ 【アルジャジーラ特約10日】ブッシュ米大統領がアルジャジーラ衛星放送局を爆撃することを議論した政府メモを外部に漏洩させた事件で、二人の男性が10日、ロンドンの裁判所に出廷する予定である。 二人は首相府の元職員、デーヴィッド・キオ氏と元労働党下院議員の調査員だったレオ・オコナー氏。英国の公務機密法違反に問われている。 漏洩されたメモは、ブッシュ大統領と英国のブレア首相が2005年4月が会談した内容を詳述したもの。対話の中で、ブッシュ大統領はカタールの首都ドーハにあるアルジャジーラ本社を爆撃するアイデアを話題にした。ブレア首相は米国の大統領に対して、アラブの放送会社に対してそのような軍事行動を起こさないよう話していた。 この漏洩によって打撃を受け、米国は、ブッシュ大統領がアルジャジーラを爆撃するなど真剣に考慮していないと否定し