「国立マンガ喫茶」といわれる問題である。例えば小田切博さんが以下で 「国立メディア芸術総合センター」に関する混乱 http://wiredvision.jp/blog/odagiri/200906/200906231300.html 簡単にいうと文部科学省なり文化庁なりが日本独自のカテゴリーで「メディア芸術」をでっちあげ、その中味には大衆芸術(マンガとかアニメ)、現代美術の一分野、コンテンツ産業促進など、要するに官僚にありがちなさまざまなものがパッケージになってしまい、それを保護・促進する上でこの「国立マンガ喫茶」が政策対応として適当だかどうかすらも判断できない混乱がある、という指摘である。 要するにいろんな思惑があり、それを曖昧にしたまま予算だけついたわけだ。これは政策目的と政策手段が不整合という「政策割り当て」というもう一歩すすんだ議論の以前の問題であり、はなはだ幼稚な議論の段階でなぜ