救出作戦終了、人質死傷=「2邦人死亡」情報、流血の結末に―アルジェリア拘束事件 時事通信 1月18日(金)6時19分配信 【カイロ時事】北アフリカのアルジェリア南東部の天然ガス関連施設で日本人を含む外国人約40人が人質に取られた事件で、国営アルジェリア通信は、17日夜(日本時間18日未明)、人質救出のための軍の作戦が終了したと報じた。サイード通信相は、犯行グループのイスラム武装組織メンバーを多数殺害したほか、人質にも死傷者が出たことを認めた。事件は発生から2日目に流血の結末を迎えた。 アルジェリア当局は人質の死傷数を明らかにしていないが、ロイター通信はアルジェリア治安筋の話として、日本人2人を含む人質30人が死亡したと報じた。英国人やフランス人ら少なくとも7人の外国人人質が犠牲になったとしているが、確認されていない。モーリタニアのANI通信によると、犯行グループのリーダーも死亡した。