ペルーで出版された、パートナーの女性を虐待した後の男性が書いた「ラブレター」を集めた本『ノ・テ・ムエラス・ポル・ミ(僕のせいで死なないで)』(2015年4月17日撮影)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【4月30日 AFP】ラケルさんの恋人は彼女に暴力を振るった後、もう二度と過ちは犯さないと謝る手紙を送った。「二度としないと誓う。君を愛している。許してくれ」と、彼は書いた。手紙を受け取ったラケルさんは、ノートの端切れいっぱいに走り書きされた哀れなほど真剣な言葉を見て、彼とやり直すことにした。それから5週間後、彼はラケルさんを殴り殺した。 南米ペルーで出版された新刊「ノ・テ・ムエラス・ポル・ミ(No te mueras por mi、僕のせいで死なないで)」には同様の例、25件が掲載されている。この本は、パートナーの暴力(ドメスティック・バイオレンス、DV)によって虐待された女性