(誰もがこの人の成り上がり願望に飲み込まれてしまうのか) 2012年8月8日に公表された全国学力テストで、前回の調査から順位を2つ下げ、全国ワースト2位となった大阪府。 この学力調査について、知事の時代から持論を展開してきた橋下大阪市長にとっては、 取り繕いようのない事態になりました。 大阪府といえば、2008年に当時府知事だった橋下大阪市長が、序列化につながるとして、 市町村別の成績公表を禁止している文部科学省に対し、「バカ」と発言しました。 そして、2009年1月、橋下府知事は学力テストの結果に 「学力も低かった。体育も低かった。これで何が残るんだと」 と述べ、肝いりで教育委員を取り換えました。 さらに、橋下市長は、学力ランキングの公表がいい意味で競争心をあおるだけでなく、 教育対策にもつながり、学力向上にもつながるなどと主張して、塾講師を起用して成績アップの政策を行いました。しかも、