千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し、傷害の疑いで両親が逮捕された事件で、このうち、4日逮捕された母親は「娘が夫から暴行を受ければ、自分は暴行されないですむと思った」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。 なぎさ容疑者をめぐっては、以前、沖縄県糸満市に住んでいた際、勇一郎容疑者からDV=ドメスティックバイオレンスを受けていると親族を通じて市に相談が寄せられていて、捜査関係者によりますと、これまでの調べに対しても、なぎさ容疑者は「娘を守るべきだったが、娘が夫から暴行を受ければ、自分は暴行されないですむと思った」などと供述しているということです。 警察は、DVを受けるのを免れるため、心愛さんへの暴行を黙認していたとみて調べています。